スペイン人と付き合って一番びっくりしたことは、付き合うまでの段階についてです。

 

一般的ではないかもしれませんが、私が彼と付き合う際に聞いたのは、スペインでは告白という形がなく、お試し期間のような感じで、友達以上恋人未満の関係で数週間~数ヶ月、一緒に出掛けたり、飲みに行ったりします。

 

その間、手をつなぐのはもちろん、キスやそれ以上もお互いの同意があればOKなのだそうです。その後、何となく違うなとなれば、どちらからともなく関係が自然消滅していきます。

 

自然消滅せず、お互いに恋人になってもいいなと思っている場合は、いいタイミングでお互いがどう思っているかを伝え合い、晴れて恋人同士になるそうです。

 

(管理人注:これは欧米の「デーティング期間」と呼ばれるものです。詳しくはこちらのページを参照ください⇒欧米の外国人に「告白」という文化はない(デーティング期間))

 

とても形式的な気もしますが、周りで付き合っているスペイン人カップルを見ると、20代前半でも、数年以上続いているカップルが多く、「今後長く付き合っていけるか」など真剣に考えて恋人になっているんだろうなと思います。

 

逆に、5年以上恋人同士でいるが、結婚していないといったカップルも日本に比べると多く、最初は驚きました。ですが、最近は安定した仕事に就職できない人も多く、制度としてパレハ・デ・エチョという事実婚制度もあるので、結婚は少しハードルが高いのかもしれません。

 

付き合い始めると、スペイン人はとにかく愛情表現が豊かです。言葉だけに限らず、スキンシップもとにかく多いです。人前かそうじゃないかはあまり関係ないので、街中でも友達の前でも普通にキスをしたり、お互いを「cariño」「guapo/a」(英語のhoneyやbabyに似た表現)と呼び合ったりするので、自分がされるのもそうですが、他のカップルがしているのを目にするのもドキドキします。

 

ですが、その分、友達の間でも恋人ができると紹介されますし、付き合っていることが一目瞭然なので、浮気の心配はほとんどありません。

 

日本では、スペイン人はマザコンというのをよく耳にしますが、今の10~20代のスペイン人男性であれば、マザコンだから困る、ということは少ないと思います。日本よりも家族や親戚との関係が親密なのは事実で、私の彼は、両親や祖父母とは週に1回電話をしたり、異性のいとことも2~3ヶ月に1回電話をします。

 

お義母さんとの関係も良好であれば、娘のように接してくれるので、最低限の気遣いを忘れなければ、全く問題はありません。スペインでは、家族、友達、恋人の間の壁がほとんどないことを実感しています。

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