スペイン人が抱いている日本へのイメージ・偏見は?

スペイン人の日本に対するイメージは、日本に興味があるか、そうでないかで違ってきます。

 

日本に興味がある人は、自分の好きなもののイメージが強いですが、そうでない人たちにとっては、まずアニメや漫画のイメージが挙げられます。有名なものでスペインでは、ドラえもんやキャプテン翼、クレヨンしんちゃん、ドラゴンボール、ポケモン、ダッシュ勝平などがよく知られています。

 

40~50代になると、鉄人28号なども有名です。私たちと同じように、子どもの頃にテレビで見ていたという人が多いので、そういった話で盛り上がることもありますが、スペイン語のタイトルは、日本語のタイトルからかけ離れていることが多いので、こちらが驚くことも多々あります。

 

また、寿司もとてもよく知られています。マドリードなど大きな街には至る所に日本食レストランがあります。ただ、日本食は寿司のイメージだけがとても強く、普段から生魚ばかり食べていると信じていて、日本への旅行は食事が心配だと言う人も中にはいます。

 

あと、日本では情報技術が発達していて、最先端技術の国として見られることもよくあります。実際には、仕事の場面ではまだFAXが現役で活躍していることなどを伝えると驚かれます。女性の間では、日本に限らずアジアの女性は肌がとても綺麗で、若く見えるとよく言われています。私の周りでは、日本にあまり興味がない人たちからは、このような日本のイメージが聞かれますが、あまり深くは知られていないというのが実感です。

 

一方で、日本に興味のある人たちのイメージは大きく2つに分けられます。

 

1つ目はいわゆるポップカルチャーのイメージです。アニメや漫画はもちろん、ジャニーズを始めとした日本のアイドルも人気があります。

 

また、アイドルが好きな人はそこから、アーティストや俳優を知り、日本の音楽やドラマが好きという人もいます。

 

もう1つは、柔道や空手、合気道などの武道、侍、神風特攻隊などの歴史や伝統文化に興味のある人たちです。

 

柔道は、スペインではかなり浸透していて、小さな子どもから大人まで多くの人に、スポーツとして親しまれています。柔道、空手、合気道の他にも、少林寺拳法や弓道も教室が開かれたりしています。

 

侍に関しては、黒澤明監督の「七人の侍」を始めとした映画が知られています。こういった文化に興味のある人たちは、日本人独特の上下関係の厳しさや、礼儀などの部分にも触れていることが多く、人格の良さを過度に期待される場合もあります。

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