韓国人の宗教事情は?韓国人はどんな宗教を信仰してるの?

韓国ではキリスト教徒がかなり多く、韓国の総人口の約50%が宗教を信仰しており、仏教が約22%、キリスト教は約30%です。

 

韓国の街並みには至ると所にキリスト教の教会があり、比較的新しい「新都市」と呼ばれる、比較的最近開発されたばかりの地域でも、必ずといっていいほどキリスト教の教会があります。ソウルの街並みでも、キリスト教徒の宗教の勧誘なども多く見ることができます。

 

韓国国内でキリスト教を信仰している人の多い理由としては、「法事」が特に多いから、という事を以前韓国のテレビで見たことがあります。仏教を信仰せずに、キリスト教徒になってしまえば、仏教的な法事に参加しなくてよくなるため、といった考え方もあるようです。

 

韓国には古くから儒教が広まり、現在でも儒教精神を持っている人も多いですが、キリスト教徒が韓国で根強く支持されている理由の一つとして、韓国の儒教、独特の「目上の言う事は絶対」とといった厳しさから逃れたい、という事情があるようです。

 

韓国の経済が発展するにつれ、朝鮮時代や、日本統治時代のように、海外の文化が韓国にあまり入ってこなかった時代から現代への進歩の過程で、海外の文化も沢山入って来ましたし、韓国の儒教のような、過剰に目上を立てて当たり前という儒教的な考え方に異論を持った人がキリスト教に流れた、といった見解も出来ます。

 

現に韓国では現代でも儒教精神(目上を絶対に立てる)などといった文化や習慣が残っています。目上から注がれた酒は必ず一気飲みしたり、挨拶などをするときは必ず「アンニョンハシムニカ」(お元気でしょうか)といった言葉を下の立場の者が目上に使ったりします。

 

学生の頃から一歳でも年上なら「先輩様」と呼び、先生に対しても「先生様」と呼びます。

 

こうした厳しい儒教精神の一方で、私が韓国はとても暮らしやすい国だと思った事がいくつかあります、韓国は外国人には特に優しく、日本も「おもてなし」の心を強く持っている国でもありますが、韓国も外国人観光客や、立場の弱い人、後輩などは目上が守って当たり前と考える人が多いです。

 

そういう目上は立てつつも、弱い立場の者を上の立場の人間が守って当たり前という儒教精神が今でも根強く残っています。韓国のソウルなどでは外国人観光客の観光や韓国での滞在生活(ビザの更新や家探し)を手伝うのセンターなどもありますし、外国人に対するおもてなしの心は仁川国際空港が10年間連続、空港サービス世界一に輝いている実績からも垣間見えます。

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