ドイツ人が抱いている日本へのイメージ・偏見は?

ドイツと日本の距離は9000kmもあり、やはりドイツからしたら日本は遠い異国です。

 

日本にさほど関心のない一般的なドイツ人が抱く日本の印象といえば、「寿司」「アニメ」「テクノロジー」「トヨタ」「ゲーム」「広島」といったところでしょうか。

 

最近では東日本大震災の影響で、日本といえば「福島」を一番にイメージする人も増えています。東日本大震災のニュースはドイツでも大きく取り上げられ、連日報道されていました。日本から遠く離れたドイツでも、原発の爆発する映像は国民の関心を高く集めました。そして、直後にドイツ国内の脱原発の動きは一気に加速することになりました。

 

メディアやネットを通して世界の距離は縮まりつつありますが、日本についてただ漠然と東アジアの一部というイメージだけを持つ人もまだまだいます。ドイツの子供向け番組を見ていたら、日本を紹介していましたが、使われている音楽は中国風のものでした。残念ながら私達が思うほど、日本に特に関心のあるドイツ人はそれほど多くないのが現状です。

 

「アニメ」といえば、「ポケモン」や「ドラゴンボール」は世界中で有名ですが、ドイツ人が知っている意外な日本産アニメもあります。「キャプテン翼」「セーラームーン」「アタックNo.1」「キャッツ・アイ」などです。ちょっと意外なラインナップですが、これらのアニメはドイツでも放映されていたそうです。

 

本屋さんや図書館のコミックコーナーに行けば、ドイツ語訳された日本の漫画が多く並んでいます。文房具屋さんにも、漫画用の画材が「MANGA」というポップと共に並んでいるのを見たことがあります。ドイツ国内でも日本のアニメや漫画に馴染んだ世代が、今後はもっと増えていくことでしょう。

 

そして最近は、ドイツにおける日本式ラーメン店の出店も目覚ましいです。今まではドイツ人にとって日本食といえばほぼ「寿司」一択でしたが、「ラーメン」がラインアップされる日も近いかもしれません。ドイツ人が意識せずとも、日本の文化は徐々に浸透しているようです。

 

ちなみに、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ドイツにはデュッセルドルフという日本企業が集まる街があります。

 

ここには日本企業の駐留員やその家族、ワーキングホリデーや留学生など首都ベルリンに住む日本人数を上回る約5000人の日本人が住んでいます。

 

デュッセルドルフでは毎年、日本デーというイベントが開催され日本文化の紹介に寄与しています。ここには多くの日本食レストランや日本関連のお店も集まっています。そのため日本人街といった雰囲気の一画も存在し、ドイツの中では日本が身近な少し特異な地域です。

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