フィンランド人の宗教は?プロテスタント?カトリック?

フィンランドでは、「フィンランド福音ルター派教会」と「フィンランド正教会」の2つが国教とされています(もちろん、その他の宗教を信じている方もいますし、日本人のように無宗教の方もいます)。

 

フィンランドの街のあちこちに教会があり、日常的に礼拝されている方もいますが、そこまで強い信仰心を持っている感じではありませんでした。私の周りに、「外国人とお付き合いしたいけど、宗教とかよくわからないから、ちょっと怖いんだよね」と話すフィンランド人が多くいます。

 

確かに、一般的な日本人にとってみると、「宗教って何だろう?」と思うかもしれません。外国人の考える宗教は、あくまで心の拠り所という感覚です。過激派集団は別ですが、一般的な特に若い世代の外国人は、言い方は難しいですが、「そこまで気にしていない」ということです。

 

いざ自分が苦難に直面した時や、とてもハッピーなことが起きた時など、イレギュラーなことがあった際に、「アーメン」と天に仰ぐ、そんなイメージで良いと思います。なので、宗教のことは気にせずに、外国人と接していけば良いと思います。

 

ただ一点だけ注意があるとすれば、「相手の宗教殊に神の存在など核心的な部分」に真面目に触れることは、避けたほうが良いでしょう。冗談で話す分には、さほど気にせず相手も受け流してくれるので、特に問題ないと思います。

 

話は少し逸れてしまいましたが、フィンランド人も一般的な外国人と同様で、自分の宗教を相手に押し付けたりすることはありません。たまに、「一緒に教会へ行こう」と誘われることはありましたが、気分転換にもなりますので、ちょっとした観光のつもりで、一緒に教会に行ったりしていました。

 

この宗教に関する話で、少し興味深い話があります。それは、「夫婦別姓」問題です。

 

日本でも昨今「夫婦別姓にすべき」という意見も多く出ているようですが、フィンランドでは「夫婦同姓・別姓・姓の付加」の3種類から選択できます。ヨーロッパや北米などキリスト教圏の国では、「夫婦同姓」が原則です。

 

これは、「男と女が結婚して一体となる」というキリスト教の思想からきております。しかし、フィンランドでは「夫婦別姓」が認められており、思うより多くの方々がそれを選択しております。

 

「夫婦同権」の考えが強いフィンランドでは、「相手の家に自分が入る」というイメージがないのかもしれません。

 

ちなみに、「姓の付加」とは、どちらかの姓が相手の姓の後に付くという形です。日本ではあり得ない姓の結びつきなので、とても興味深かったです。

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