チェコ人の宗教は?プロテスタント?カトリック?

多くの日本人の方々は、「欧米人は、クリスチャン」というイメージが強いそうなのですが、殊にチェコ人は無宗教論者の方々がとても多いです。

 

チェコの街には、伝統的な教会などもたくさんあるのですが、キリスト教信者はとても少ないです。チェコでは、地理的にもヨーロッパの東西の間に位置しており、古くから宗教戦争の絶えない地域だったそうで、「1つの宗教にこだわりを持つと、他者との争いが頻発してしまう」、そのような考えがあるようです。

 

なので、宗教についての話題を話す際も、公平中立の視点で物事を理解するので、あまり気を使うこともないです。

 

この点は、日本人の宗教観と本当にそっくりですので、私たちが普段、日本人と普通に接する感覚で、チェコ人と接することができます。

 

また、他のヨーロッパの国でキリスト教系の方がたくさんいる国の方々の間では、今でも土葬をされている地域もありますが、チェコは前述のような宗教的感覚を持っているので、一般的な家庭では日本と同様、火葬が行われています。

 

このことに関しては、チェコのカトリック教会も認めていることもあり、数少ないチェコ人のクリスチャンでさえも火葬を行っています。

 

私は、今までの彼女の中で2回、相手の家族の方の葬儀に参列したことがありますが、チェコ人の彼女の時は、「ヨーロッパでも火葬があるんだなぁ」と驚いたことを覚えています。

 

ちなみに、この冠婚葬祭については、よく外国人の友人に質問されることが多いです。「日本人は仏教徒や神道を信仰している人が多いのに、なぜウェディングだけは教会なんだ?」と。

 

いつもこの質問に対する明確な回答をすることが難しかったのですが、チェコでは日本と同じような感覚の方々が大勢いるので、逆にこのような質問を受けることはありません。

 

ちょっと話は逸れてしまいますが、かつてチェコと1つの国を形成していた「スロバキア共和国」は、チェコとは違いカトリック教徒がとても多いです。また、無宗教の方は、スロバキアにはとても少ないです。

 

もともと1つの国だったので、国民性も似ているかなと思ったのですが、そこはやはり分裂までするほどの2国なので、考え方や価値観が全く異なるようです。

 

話は元に戻りますが、無宗教信者が多いチェコなのに、先ほども記した通り、歴史的な教会はとてもたくさんあります。観光地としても、とても有名なので多くの外国人が、そのたくさんの教会を見るためにチェコ観光へ行きます。その多くの建造物を見た時に、「不思議なもんだなぁ」と私は感じました。

このエントリーをはてなブックマークに追加