クリスチャンのアメリカ人と国際結婚したら日常生活に影響は?

アメリカ人の宗教観や信仰度は人によって全然違いますし、とても多様です。

 

私は仏教徒ですが、アメリカのクリスチャン大学(バプテスト系)に留学していました。同級生は親が神父さんだったり、敬虔なクリスチャンの家庭で育った人が多く、みな神の存在を信じて疑わず、感謝と愛に溢れていました。

 

教会で披露する讃美歌のバンドグループに参加したり、サンデースクール(子供がキリスト教について学ぶ時間)の講師を務めたりする等、多くの学生が自分の通う教会のイベントに積極的に参加し、活動に貢献していました。

 

その大学は他宗教にも大変寛容で、仏教徒のアジア人もイスラム圏の友人も受け入れていましたし、クリスチャンの友人はみな私たちに優しく、面倒見の良い人ばかりでした。厳しい宗派に属していても、クリスチャンがコーラン(イスラム教の聖典)など他宗教や信条を学ぶのは個人の自由です。

 

主人もまたクリスチャンですが、同僚のインド系アメリカ人に影響を受けてコーランを読んでいましたし、「私はクリスチャンだけど、お兄ちゃんはイスラム教徒だよ」というレアケースな同級生もいましたので、アメリカにおけるこの自由度の高さが、まさに多宗教国家でありうる所以だと思います。

 

クリスチャンのアメリカ人と国際結婚しても勧誘させたり日常生活への影響はない

 

アメリカ人にとって「宗教」は「生き方」であり、自分で決めるものなので、友人や恋人になったからといって入信への勧誘や生活への影響はありません。クリスチャンは単純に使命感と誇りを持って生きており、そのエネルギーや愛の深さに圧倒されるだけです。

 

日本にも海外から来たボランティア宣教師の方はいますが、そのコミュニティーは比較的小規模ですし、言葉の壁もありますので、教会を通して育まれる温かい雰囲気や地域社会の強い結びつきは、なかなか日本で体験しずらいと思います。

 

アメリカ人とお付き合いしている方は、付き合う時点で相手の「信条に合う人」ということですから、宗教上のトラブルを心配する必要はないと思います。

 

ちなみに私の主人はクリスチャンですが、子供の教育上、食事前にお祈りをする程度で、私に何か強要することは全くありません。ただ、相手の宗教を尊重すると相手は喜びます。

 

もし、日本にアメリカ人の集まる教会があるならアメリカ人の友人やパートナーと一緒に、日曜の礼拝へ参加する事をお勧めします。教会の行事にはバーベキューやポットラックパーティー(持ち寄り型の食事会)、キャンプファイヤーなどアメリカ文化を体験できる行事がたくさんあります。

 

初めてでも歓迎されますし、教会によっては知らない人と握手したり、ハグしたりする時間も設けられており、言葉や人種的な壁もない平和的で心地よい雰囲気を肌で感じられるので、相手や自分の宗教観について考える良い機会になると思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加